【賞レース】第40回ABCお笑いグランプリ 2019.7.21@大阪・朝日放送テレビAスタジオ & GYAOライブ配信

2019.7.21 (Sun) 第40回ABCお笑いグランプリ in 大阪・朝日放送テレビAスタジオ。

今年はGYAOの生配信で、全国どこでも観られるようになりました。じわじわと配信が定着してきていて嬉しいですね!

既にTVで活躍している若手筆頭の宮下草薙&四千頭身、M1経験者のさや香、常に推されているエンペラー&ネイビーズアフロ、芸人仲間からも注目されているコウテイ。

その中でも、何個かコント見て一番気になっているのは、

トンツカタンです。

さて・・・どうなるかな。(観戦前)

超個人的な感想メモです。お笑いが好きなだけです。

審査方法
  • ファーストステージ:520組から選ばれた12組。4組3ブロックに分け、各ブロックごとにネタ順をクジ引きで決定。持ち時間4分。各ブロックごとに審査員7名が1位から4位までの順位を決定。その順位によるポイントを集計し、最もポイントの高かった各ブロック1組がファイナルステージへ進出。
  • ファイナルステージ:抽選でネタ順を選択し、ファーストステージとは違う4分ネタを披露。1組ずつネタを披露した直後に、7名の審査員が1人100点の持ち点(満点:700点)で審査。各審査員の点数は公表されない。
  • 審査員:リンゴ(ハイヒール)、兵動大樹(矢野・兵動)、黒田有(メッセンジャー)、小沢一敬(スピードワゴン)、飯尾和樹(ずん)、陣内智則、くっきー(野性爆弾)
Aブロック
    1. ラフレクラン(吉本興業)コント・警視庁カツ丼課
    2. さや香(吉本興業)漫才・僕の夢
    3. 宮下草薙(太田プロ)漫才・ボディービルダー *ファイナルステージ進出
    4. 田津原理音(吉本興業)ピン芸・フリップ漫談

ラフレクランはトップバッターに持ってこいな、テンポが良いネタでしたね。SEを工夫してたのもここだけでした。でもネタに新しさが欲しい!あとラスト30秒がとても雑に感じてしまいます。最後まで練って!

さや香はどストレート漫才過ぎて難しいのか、ツッコミの技量アップが必要に感じて見ていられない・・・。石井さん頑張って!

宮下草薙は、草薙さんがフューチャーされやすいですが、今日の漫才見ていても宮下さんのさり気ない運びと存在感が好きです。フレーズの刺し方はキャラが生かされててこれから来そう!

田津原理音は単純に超面白かったんですけど!ずっと見てられる。気分は、せ、せ、せいやのネタを見てるみたいな。下らなさとテンポでずっと笑えます。

なぜ通過できなかったんだ・・・

ああ・・ピン芸の辛さよ。

来年のR1で待ってます!頑張れー!

Bブロック
    1. そいつどいつ(吉本興業)コント・特別授業
    2. エンペラー(吉本興業)漫才・浮気 *ファイナルステージ進出
    3. ネイビーズアフロ(吉本興業)漫才・媚を売る
    4. 四千頭身(ワタナベ)漫才・広告

そいつどいつのコントはワンパターンなのがもったいないのかもしれない?あと一発目に振り返る時のボケを期待しちゃう!台詞にもワーディングを!

エンペラーは安定感すごいですね〜ネタはありそうで確かにないw。そこまで好みではないのですが、会場のウケはバッチリで本人たちもきっと確信だったでしょう!

ネイビーズアフロは劇場でも何回か見ていますが、詰め込み過ぎて、加工され過ぎてて、

AIのよう。

全く心に響かないのが辛いです。

ジャルジャルみたいなゲーム感覚もなくて。ネタ設定も悲しくて。切なくて。もっと楽しい設定ください!

四千頭身は、今風な最新式のネタで面白い!賞レース審査員にはハマらないかもしれないですが、3人の人数が生かされてるし、観客のウケも狙えるので私は好きです。色鬼設定を変えるといいかも?色鬼?って気が散っちゃいますね。

でも今回は何より・・・

都築くんのネタ飛ばし。

ネタを飛ばしたことも、後藤君と石橋君のリカバリーが少し弱かったことも、全てひっくるめて、まだまだ22歳の若手であることを思い出しました。

レギュラーもあって、TVも出て、人気もあって、今回の優勝予想もぶっちぎりで1位になっていた所の洗礼ですが、地に足をつけるチャンスでもあり、こういうことを乗り越えて旨味が増すので、負けないで!

そうね、かまいたち山内さんに相談して!w(ネタ飛ばして乙女になった過去)

Cブロック
    1. シティホテル3号室(タイタン)コント・ハガキ職人
    2. コウテイ(吉本興業)漫才・プロポーズ
    3. カベポスター(吉本興業)漫才・古今東西ゲーム *ファイナルステージ進出
    4. トンツカタン(人力舎)コント・G退治

シティホテルのコント台詞がなぜか全く頭に入ってこなかったです。何で!?設定とお題がよくあるパターンだったからか・・・影ナレが多いからか・・・もっと面白いラジオネームがよかったなあ。顔も印象に残ってない問題!

レストランでいろんな味付けの料理を食べた後に、オーガニック食品をいただいたって感じの、カベポスター。

老若男女がついていけるネタを少し工夫。何より、小慣れていなくてフレッシュw。癖がついていない新鮮さがありました(ザ・オーガニック)。

それにしてもしかし・・・

応援していたトンツカタンが全くウケなかったなあ・・

勝負ネタは別にあったはずだけれども・・・。全体的にパンチとワーディングとオチが足りなかった印象・・・(そもそも関西ではゴキブリをGって呼ばないのか?)

残念!

もっと面白いネタもあるので、次回に期待したいと思います。目指せGAGクオリティ!

コウテイはトークも楽しいし、実力も凄くありますが、ネタが霜降りっぽいと思ってしまうのと、

何だろう・・・

最後の砦的に欲しい清潔感がなくて気がかりです。シンプルに心配!

トップバッターのエンペラーがかなりウケて、そのまま逃げ切り。

ネタ終わった後に点数を入れる審査システムですが、ネタの種類見比べても、どの順になっていたとしても、

今回はエンペラーの勝ちだったように思います。根本的な明るさが唯一ありました。

ただカベポスターと超僅差!全員M1に期待できそうなのが楽しみですね。

漫才とコント、両方できる腕前を披露しての優勝。

エンペラーおめでとうございます!

盛り上げたキャスト&ゲスト

藤井隆さんの司会はさすが。

霜降り見て、

「愉快ですね〜」

RG見て、

「ABCも攻めてますね〜」

かまいたち見て、

「気っ色悪いコントありがとうございます〜どういうおつもりで?」

笑顔で刺しに行くコメントが面白くて大好きです。

今回私のハイライトは、

GYAO配信でMCしていたセルライトスパ。

CMの代わりでいいの?

勿体無い!

二人のトーンもいいし、大須賀さんの解説も楽しかったです。

毎年やってほしい・・・そして、ぜひお仕事増やしていただきたい!

RGは謎すぎて、途中大変なことにもなってましたが、大阪らしく程よく息抜きになって、審査員の逃げ道になって、この賞レースではありかと思いました。

ただ、

ノブがやっていた時代もあるので、

クオリティ面を考えたら色んなご意見があるでしょうw。

ABCお笑いグランプリ
  • 大阪で開かれる朝日放送(ABCテレビ)主催の演芸コンクール若手お笑い芸人統一王座決定戦。第37回から7月に開催(第36回まで1月開催)。1980年から2011年まで開催された「ABC漫才・落語新人コンクール」「ABCお笑い新人グランプリ」の後継イベント。参加資格は芸歴10年以内。賞金100万円。
  • 過去優勝者:かまいたち(2012)、ジャルジャル(2013)、天竺鼠(2014)、GAG(2015)、セルライトスパ(2016)、霜降り明星(2017)、ファイヤーサンダー(2018)